現在使用してる、Wi-FiアクセスポイントはASUSのWi-Fi6機器のRT-AX88U×2台です。
ちなみに接続台数が不安でTUF-AX6000を2台買ったのですが、購入後にASUSに問い合わせて、実はRT-AX88UもTUF-AX6000と同じ70台という事が判明!
有線LANが2.5Gbpsになっていたのですが、当時のHUBが1Gbpsだったので交換してもメリットは無いと思って未開封の状態で保管となっておりました。
なお、アクセスポイント機能として使っており、ルーター機能はSynology RT6600axとなります。
RT-AX88Uの購入が2020年4月23日で約5年経過したところです。
家のネットワーク環境を2.5G化するにあたり、Wi-Fiメッシュの安定性も非常に良かったので同じASUSでWi-Fi6からWi-Fi7へ更新のため、RT-BE92Uを2台購入しました。
なお、宅内2.5GbE化に合わせて同時に2.5G HUBも5台ほど買いました。
5GHz帯のストリーム数が少し少ないかなぁ?
いつもの比較表です。基本データはASUSの一覧から取得してます。
機種は
・今まで使っていたRT-AX88U
・買ったけど未開封のままになっているTUF-AX6000
・TUF-AX6000の兄弟機の内蔵アンテナ型のRT-AX59U
・ASUS Wi-Fi7の内蔵アンテナ型のRT-BE14000
・ASUS Wi-Fi7の外付けアンテナ型のRT-BE92U
こうやってみると多少なりとも進化してると思うところもあれば、機種による差も見えます。
・メモリは初期はDDR3だったけど、今はDDR4。
・CPUは低価格帯向けがMediaTek。高品質路線がBroadcom。
・内蔵アンテナ型はRAMは128MB。対して外付けアンテナ型は256MB。
最新のWi-Fi 7機器でも内蔵アンテナ型はメモリ128MBなのは興味深い。
・Wi-Fi機器でもストリーム数が2.4G/5G/6Gで2/3/3や3/2/2などある。
設計はわからないが、時代的には2.4GHz帯が必要な製品なんて一部のホーム家電位でしょ?
なので少なくていいので、2.4GHzは1ストリームで十分じゃ無いのかなぁ?
7ストリームなら、1/3/3や1/4/2とかに割り振った方がいいのでは?
実際、我が家で2.4GHzに繋ぐのはSwitchbotハブミニの1台のみ。
他の端末は全て5GHz対応しています。
発売から1年経過してファームの完成度は良くなった模様?
バージョン 3.0.0.6.102_37548
0 KB
2025/04/21
SHA-256 :A4D995CFA3B1F2AB6290FD0D398862D975D084F36D0638F03861359CDC1BEE55
New Feature:
Support 10G Hikari Cross (v6plus and OCN Virtual Connect)
Support 10G DS-Lite (Xpass and transix)
Bug Fixes and Enhancements:
System stability improvements.
大きく3つの機能が追加! MLOは微妙だけどそれ以外は満足!
基本的な事は、RT-AX88Uのレビューを見て貰えれば良いので、ここでは差のあるところだけを記載したいと思います。
と言っても、大きく違うのは以下の2つのみ!
①有線LANが10GbE追加
②6GHz帯域追加(Wi-Fi 7&6E 対応)
③MLO(Multi-Link Operation)機能
①10GbE 有線バックホール接続!
今回の2台のメッシュを行うに伴って、今までと違うのは有線LANポートが高速化されたことです。
その上で実施したいのが、メッシュ間の10GbE 有線バックホール接続です!
基本的にバックホール間のリンクアップスピードは速ければ速いほど良い。
特に子機であるサテライトに接続されたデバイスの通信速度は、バックホール内の通信速度を上回ることは出来ません!
■図解 家庭向けメッシュWi-Fiの無線・有線バックホールとは?
なお、当方の環境はマンションで管理室内のスイッチから有線LANケーブルがクローゼットに配線。
ここから更に各部屋にLANケーブルが繋がっています。
クローゼット内はルーフバルコニー側の壁面からLANケーブルがたくさんはえてます。
また、リビングの情報コンセントは図面上の右下の角にあります。
よって、多分上図のような配線になっていると想像できます。
2台のアクセスポイント間はそこそこな距離をケーブル長になっています。
高さもあるので30m位はあるんじゃ無いだろうか?
そして、それらのケーブルは全てカテゴリ5eとなっています。
壁の中に配線されてる5eケーブルを交換はできない!
なので5eと付き合って行くしかありません。
公式には5eだと最大100mまでの5GbEまでサポートされてないのですが、10GbE接続もネット上の記事でもあるように「実はCat5eでも10GbEで繋がる」って話もあります。
ただし、コレばかりは5eケーブルの品質、長さなどあるので絶対出来るとは限りません。
実際にやってみるまで結果は分かりません!
ということで、実施してみたのですが、サクッと10GbEでリンクアップしました。
多分、30m位あると思いますが1oGbEで繋がったのは嬉しいですね~
②6GHz帯域追加(Wi-Fi 7&6E 対応)
この機種にる2つ目の大きな違いは6GHz帯域追加(Wi-Fi 7&6E 対応)です。
正直なところ、まだ6GHz帯域に対応したデバイスは少ないので先行投資ではあります。
ちなみに前項のバックホール接続ですが、各部屋に有線LANが無い場合は、バックホール接続を6GHz帯域で繋ぐのは非常に有効!。
※バックホール間が最も高速な接続方法にするのが良いため。
とは言え、当方はバックホール接続は有線LANを使用しているので6GHz帯域を使えます。
まだ対応機器は1台しか持ってないのですが、将来は活躍してくれることを期待します。
③MLO(Multi-Link Operation)機能
Wi-Fi 7の特徴の一つに複数の周波数帯を束ねて使うMLO(Multi-Link Operation)という機能があります。
MLOは、複数のWi-Fi帯域(2.4GHz、5GHz、6GHz)を同時に使用し、通信速度と安定性を向上させるという事ですが、まだ時期尚早なのか速度向上したという事例はほとんどありません。
むしろ遅くなった、不安定になったという声ばかりです。。。
ということで、まだ微妙です。
なお、RT-BE92UのSSIDはメインは3つまで作成可能です。
4個目を作成すると上限と表示されて弾かれてしまいます。
しかし、ゲストネットワークには作成が可能です。
そこで、メインは安定性重視で2.4GHz、5GHz、6GHzでそれぞれ作成。
ゲストに2.4GHz、5GHz、6GHzを束ねたMLO有効のSSIDを作成。
宅内デバイスはどれに繋げばいいのか分かるので指定して繋ぎます。
ゲスト用は友人の端末がどれでも良いようにMLOで自動認識という使い方が良いのかと感じました。
ちなみにMLOはWi-Fi 7の機能になります。
そしてWi-Fi 7を有効化すると認証方式はWPA3の選択が必須となります。
選択できるのは、「WPA3のみ」、または「WPA2/WPA3」の2種類しか選択できません。
ゲスト用なのでその時だけ有効で「パスワード無し」でもいいかなと思ったけど、選択不可です。
また、この製品のMLOは「2.4GHz+5GHz+6GHzの3つを足した状態のMLO」になります。
他社製品では「2.4GHz+5GHz」や「5GHz+6GHz」という2つだけ指定などが出来るというのを読んだことがあるので、この辺はメーカーによってまちまちなんだなと感じます。
なお、当方の持っている古いandroidではが認証方式を「WPA2/WPA3」に設定したSSIDに接続できませんでした。
プロトコル的に mixモードはWi-Fi接続時に WPA2 or WPA3 のどちらで接続するのか?のハンドシェイク的なフローがあり、それに端末が対応できていないとかですかねぇ。
知識として覚えておくと良さそうです。
■認証方式を「WPA2/WPA3」に設定したSSIDに接続できない端末があります(Buffalo)
同じ設置場所なのにDFSの瞬断が無くなった!
そして何よりも謎なのが、前機種ではDFSの影響でのレーダー受信による瞬断がありましたが、それが全然無い。
ログにも「Radar」という単語すら無い。どうしてレーダーの電波干渉が無くなっているのかわかりません。。。
設置場所が同じなんだからDFS干渉は今まで通りあると思ったんだよね。
一部の高級機はDFS瞬断回避のFast DFSやFlex DFSなんてのが搭載されているモデルがあるんだけど、まさかこの機器も搭載されてるのか?
■無線LANのFlex(or Fast) DFS機能を知っていますか?
それともDD-WRT化したR7800のようにDFSレーダー検出の無効化か?
でも、設定画面にはそんな項目は無いから、この線は違うだろうなぁ。
謎だけど、超安定してるので★5です!
速いし、範囲が広がった!
Broadcomセットセット限定の機能ですが、通信範囲をブーストさせる「RangeBoost」という機能があります。
これは前のRT-AX88Uにも備わっていました。
※2.5GbEのTUF-AX6000はMediaTekチップセットなのでありません。
RT-BE92Uには「RangeBoost」が更に強力になった「RangeBoost Plus」となって搭載されています!
範囲がどれくらい広がるかを確認してみました。
なお、計測はiPad Pro 11インチ 第4世代を使用しています。
Wi-Fi 6E対応機器なので、6GHzも計測できています。ただしWi-Fi7の速度は出てない。
■前機種のRT-AX88Uの5GHz ※計測はiPhone13Proだったはず
■RT-BE92Uの5GHz ※メッシュ有効 親機はリビング
前機種よりも全体的に高速。
また、ルーフバルコニーの端っこの遠くまで電波が届いていることがわかります!
これが「RangeBoost Plus」の効果なのかな?
また玄関のドアの外側が前機種では20Mbpsとギリギリの電波だったのが、354Mbpsとかなり強くなってます。
■RT-BE92Uの6GHz ※メッシュ有効 親機はリビング
Wi-Fi7ならもっと高速なのだろうが、Wi-Fi6Eでは速度は5GHzと変わりが無い。
また6GHz帯域は減衰が酷いことがよくわかる。
ルーフバルコニーで使用するならば5GHzの方が良い!
■RT-BE92UのMLO ※メッシュ有効 親機はリビング
追加でMLOも計測してみた。
前評判通り、5GHz固定、6GHz固定と比べても全体的に速度が低下で不安定さを感じます。
敷いて言えば、MLOの効果なのか遠くに行ったときに6GHz固定よりも速くなっている。これはMLOで2.4GHz帯域、5GHz帯域を使っているからなのだろうか?
上記が通常使用の状態です。
また、参考として下記の場合も計測してみました。
・メッシュ親機をクローゼットにした場合
・メッシュをしないで、リビング1台のみの場合
・メッシュをしないで、クローゼット1台のみの場合
■RT-BE92Uの5GHz ※メッシュ有効 親機はクローゼット
設置場所の「クローゼット」周辺では1500Mbps程度となります。
「浴室内」の数値を見ると電波はクローゼット側から取得してるのかも知れません。
浴室ドアの位置がクローゼット側になるので、そっちの方から電波が入りやすいのかもですね。
■RT-BE92Uの6GHz ※メッシュ有効 親機はクローゼット
設置場所の「クローゼット」周辺では1500Mbps程度となります。
しかし、6GHz帯域は減衰が酷い。
ドアの外ではほとんどダメです。実際Wi-Fiを掴むまでに時間がかかるので厳しいですね。
■RT-BE92Uの5GHz ※メッシュ無効 リビングの1台のみ
「RangeBoost Plus」の効果か、「リビング」の1台だけでも部屋内はどこでも250Mbps程度で繋がります!
つまり一般的な3LDKなら1台で充分!という事が分かります。
ただし、ルーフバルコニーどドアの外は全然ダメと言うことも分かります。
ルーフバルコニーでもWi-Fiを使いたい場合にはメッシュは必要ですね。
■RT-BE92Uの6GHz ※メッシュ無効 リビングの1台のみ
Wi-Fi7ならもっと高速なのだろうが、Wi-Fi6Eでも速度向上はわかります。
特にルーフバルコニーに面した部屋では5GHz帯域で250Mbps程度が6GHz帯域で750Mbps程度よと大きく向上しています。
ルーフバルコニーで使用するならば5GHzの方が良い!
■RT-BE92Uの5GHz ※メッシュ無効 クローゼットの1台のみ
ぶっちゃけ、「クローゼット」に1台設置でも、リビング~ルーフバルコニーまで充分!!。
しかし、1番居ることが多いリビングでの速度を求める場合は余りよくありません。
■RT-BE92Uの6GHz ※メッシュ無効 クローゼットの1台のみ
「クローゼット」に1台設置でも、リビングで充分な速度が出ています!!。
「リビングゼット」にいる普段は6GHzを使用。
「クルーフバルコニー」に出たときは5GHzに切替えという事をすれば1台で充分!という事判明してしまった。
でも、買っちゃったから仕方ない!
それに現時点の6GHz対応の機器はiPad 1台のみ。それ以外はみんな5GHzなので1台だとメッシュじゃ無いと満たせないことがわかる。
色々やってみてわかってしまったのは、だいぶ電波の飛びが良くなってるというか、よくなりすぎているということがわかります。
通信範囲をブーストさせる「RangeBoost」すげーよ!
ホントに、メッシュしないでもクローゼット1台で充分じゃん!
返品できないし・・・後ろめたいので画像小さくするけどほとんど緑色じゃん・・・
まぁ、あれだよ。
家の大半はリビングなので、リビングが高速な方が良いのでメッシュは必要なんだよ!
そうだよね!
-
購入金額
42,120円
-
購入日
2025年03月31日
-
購入場所
Yodobashi,com
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。